自給自足ができると不満は限りなく少なくなるのでは?という実験

イライラしたり、不満を抱えたりしながら生活や仕事をしていると、

幸福度もパフォーマンスも下がる、ということを体感しており、

最近あるテーマを掲げて実験をしています。

 

それは、

「限りなく不満を少なくするにはどうすればいいのか」

です。

 

前提として、そもそも「不満」というのは

なぜ発生するのか、が分からないと不満を解消できないので、

考える必要があります。

 

シンプルに考えてみると、

読んで字のごとく、「満たされない」ことによって、

不満が生じてイライラする、になります。

 

では、「満たされないこと」が原因なのであれば、

「満たせばいいだけ」です。

 

 

次に、誰に満たしてもらうのか、が重要です。

 

ざっくり2つの対象を想定します。

 

自分か、他人か。

 

他人には、家族、恋人、同僚、上司、部下、会社などなど

自分以外のあらゆる対象が含まれているものと考えます。

 

で、基本的に自分で自分を満たす、という方向で考えます。

 

これは、なぜかというと、世の中を見ていただければ分かると思いますが、
大体の不満というのは、「他人に満たしてもらいたいと思っているのに、それが自分に与えられず満たされないこと」によって生じているといえると思います。

 

実験のそもそもの目的は「不満を少なくすること」なので、
他人に満たしてもらおうとする方向で考えてしまうと、
目的に合致しないどころか、逆効果なので却下します。

 

なので、「自分で自分を満たして、限りなく不満を少なくしていくこと」が
考えていきたいことになります。

 

この「自分で自分を満たす」というのが、まさに「自給自足」です。

 

これは食糧の話をしている訳ではなくて、世の中の人が、他人から与えられることを求めている、もしくは期待しているあらゆること、に対して適用してみる、という実験になります。

 

合言葉は、

「自分で満たせばいいだけ」

 

評価、研修、目標、ビジョン、ミッション、仕事の意味・意義など、
何でもいいですが、
自分で自分に与えればいいだけですし、
自分で考えればいいだけ、です。

 

自分でできると思っていない、もしくは自分でやることではないと思っているから不満が生じるので、そこを切り替えていきます。

 

例えば、会社が何も与えてくれない!!と憤る人を観測しますが、
「自分で満たせばいいだけ」なんですね。

 

自分が仕事をする意味、意義を自分で考えて、
自分で自分の強みや弱み、得意、不得意を分析し、
キャリアプランを作成して、
マイルストーンや目標に落とし込み、
年、月、週、日の行動計画に落とし込んで、
毎日淡々と行動していく

 

「会社は与えてくれるもの」と期待するから不満を感じたり、がっかりするのであって、そもそも前提として「自分でやるからいいですよ」という態度で、与えてもらうことを期待していなければ、不満にも感じず、がっかりすることもありません。

 

結果としては、自分で主体的に考えて行動していく態度が手に入ることになると思います。

 

この先、世界が大きく変わっていく中で、「自給自足できない不満体質」であることは大きなリスクになると感じているので、早々に切り替えていきます。